ホメオパシーとは

ホメオパシーは「似たものが似たものを癒す」という法則に基づいたホリスティックな自然療法です。
この法則自体は古代ギリシャのヒポクラテスの時代から知られていたようですが、約230年前にドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンによって体系化されました。

 
悪いものを食べてお腹をこわす
ウイルスに感染して熱が出る. . . など

症状は、生命が受けた衝撃から回復して本来のすこやかな状態を取り戻すために起きていて、役目を全うしたら自然と収束していきます。

症状がある=治癒の過程にある

そうは言っても、症状がひどかったりなかなかおさまらなかったりして、つらいことがありますね。
そんなとき、その本来の状態を取り戻すプロセスとご自身とが歩み寄るきっかけを作ってくれるのがホメオパシーのレメディです。

レメディは症状を取り除いたり抑えたりするわけではないので、レメディをとっても、外に出す(=表現する)ことを通して回復していくことは変わりません。

ですが、強い痛みや不快感として感じられていたり、やりたいことをやる上で症状が妨げになっていたなら、ご自身にとってより楽なかたちで外に出していけるよう刺激してくれます。

(例)日常生活に影響を及ぼすようなひどい頭痛でお悩みだとしたら、頭痛だけが直線的に変化するわけではなく、たとえば咳や鼻水が出る時期があるなど、頭痛よりも共存しやすい症状として表現される過程を経て収束していく感じです。

✳️ レメディをとっていただくと、ご自身そのものが変化されます。
その変化がご自身を取りまくものへと波及していく過程で、症状にも変化があります。

今ここで “我に返る”

健康な状態では、身体・心・スピリット(魂)が一丸となって、今この瞬間すべきこと・やりたいことに没頭できます。
ライオンが追いかけてきたら、考える間もなく全速力で走って逃げ、眠たくなったら自然に眠ることができます。
“今、ここ”を生きている状態です。

一方、生命全体として足並みが揃っていない状態では、ご自身の中の一部が “今、ここ”ではない時を生きています。

すると、がんばって眠ろうとしているのになぜかライオンに追いかけられているときのように落ち着かない気分になって眠れないなど、やりたいことと実際にしていることが同期していない状態を経験します。

「治癒とは、ある意味で、再び認めること(re-cognition)、あるいは思い出して再び体の一部にすること(re-membering)」とイギリスのホメオパス、ジュリアン・カーライオンが書いていますが、レメディは、今ここではない時を生きているご自身の一部を再び全体へと取り戻し、今この瞬間に我に返る・・・・きっかけとなります。

レメディは地図の「現在地」表示のようなもの

 レメディを選ぶときに大切なこと

参考文献
Rajan Sankaran, The Spirit of Homoeopathy, Homeopathic Medical Publishers
ジュリアン・カーライオン『ホメオパシーの哲学 ―病の声を聴く』 春秋社

料金

2ヶ月以内の急性症状のご相談は料金に含まれます。

  • 初回(120分)
    ¥ 21,000
  • 2回目以降(60分)
    ¥ 12,000

お得なセットプランもあります。

  • 3回セット
    ¥ 40,000